メディカルチェックとは医学的検査のことで、患者の病気やその原因である生活習慣、将来的な病気や怪我のリスクを探すために行われるものです。
メディカルチェックには、様々な種類があります。
内科的メディカルチェックで行われる検査は、問診や血圧、血液・尿検査、安静時心電図、胸部X線などです。
例えば、問診では現在や過去の健康状態を本人から聞き出し、隠れている病気がないか確認します。
血圧は安静時に測定し、高血圧でないかを確認するのです。
整形外科的メディカルチェックでは、身体の各部位が問題なく十分な動きをしているかを判断します。
もし正常な動きでない部位がある場合は、どの程度の運動なら大丈夫か、テーピングや装具が必要かどうかも確認しなければいけません。
脊柱や四肢の骨格の並びが正常かを確かめたり、動きの悪い間接、硬すぎる筋肉、筋力が落ちている筋肉をチェックしたりします。
また、柔らかすぎる関節がないかも重要なチェック項目です。
過度に関節が柔らかいと、かえって筋肉や関節に負担が増え、捻挫や脱臼を起こしやすくなります。
そして、脳のメディカルチェックと言えば、脳ドックでしょう。
脳ドックでは脳MRIやMRAが行われており、検査を受けることで寝たきりの原因となる脳卒中や、脳腫瘍の早期発見・治療に繋げられます。
脳MRIもMRAも磁場と電波を用いた画像診断で、MRIは脳や脊髄といった中枢神経、MRAは脳血管が専門です。